エアコンによる冷え性の人、増えてます。
冷え性は、「普通の人が寒さを感じないくらいの温度でも、全身や手足、下半身など体の一部や全身が冷えてつらい症状」とされています。
特に冬に女性に多い症状ですが、冷房の普及した現代では夏の冷え性も多く見られます。
また、男性や子供、高齢者にも増えているんです。
エアコンのきいた部屋にいると、「ちょっと肌寒い」と感じることがありませんか?
そうした状態を長時間、あるいは毎日つづけていると、体は大きなストレスを受けます。
また、涼しい部屋と暑い外を頻繁に行き来したり、冷たい飲み物ばかり飲む、お風呂はシャワーで済ませるという事も
冷え性の原因となります。
このような夏にやりがちな生活習慣がつづくと、次第に自律神経がダメージを受けます。
自律神経がダメージを受けると肌のターンオーバーが乱れやバリア機能の低下、ホルモン分泌にも影響するので、
赤み肌荒れ・ニキビといった肌荒れに繋がるほか、
体温調節が上手にできなくなり、全身のだるさや疲れやすさなど夏バテ・病気の原因ともなります。
ではここで、冷え性改善に効果的な方法をいくつかご紹介
◎体を動かして代謝を上げる
運動やストレッチ、マッサージなど下半身の筋肉を中心に鍛えると、血流が良化して体の隅々まで血液が行き渡るようになります。
毎日の通勤や通学の際、階段を利用したり、早歩きでウォーキングをするといいでしょう、できれば30分程度歩くのが効果的です。
◎冷え対策グッズを活用
おなかが冷えるという人は腹巻、足が冷えるという人はレッグウォーマーや五本指靴下がおすすめです。
特にお腹(胃腸や臓器など)を温めるのは有効で、温まった血液が体をうまくめぐってくれるので、末端の指先まで温まる効果が期待できます。
また、常にエアコンがかかっている環境にいるのであれば、カーディガンやブランケットを常備しておきましょう。
◎湯舟につかる
暑い夏は嫌厭しがちですが、40℃前後のお湯に10分でもいいので湯舟につかりましょう。
◎食べ物・飲み物に気を使う
日頃から心がけて、温かいものを食べる、飲み物は常温のものをとるようにしましょう。
また、朝ご飯は食べていますか? 朝ごはんを抜くと体の体温が上がらず低体温になりがちなので、
普段食べていないという人は温かい味噌汁やスープだけでも口に入れてください。
冷えは肌表面に影響を及ぼすだけでなく、体調不良や病気のもとになりえるものです。
自分が冷え性だと気づいた段階で、冷え性を改善できるよう日々の生活で心掛けることが大切です。
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